本当に怖い発達障害の二次的障害
発達障害の人は、コミュニケーションや社会性などの人間関係やでストレスを感じるだけなく「自分なりに努力をしているのに、どれだけ頑張っても周囲と同じように出来ない。。。」とマイナス思考になり自分を責めてしまいがちです。
他にも「どうして何度言われても覚えられないんだろう?」や「同じミスを繰り返すのは何故だろう」など、障害を抱えている人は普段から悩んでいる事が様々あります。
そのため、発達障害が原因で精神疾患を抱えてしまう場合も少なくありません。
目に見えるようなものであれば理解出来る事はあるのですが、目に見えない問題を抱えているケースがほとんどです。
そのため知らないうちに精神疾患になり、二次的障害になってしまいます。
単にストレスが溜まっているだけ・・・
そんな風に思っていたものがもしかしたら発達障害による二次的障害かもしれません。
今回はそんな発達障害による二次的障害を2回に分けて詳しく見ていきましょう。
【主な二次的障害】
発達障害に関わらず100人に1人は患っていると言われているほど、誰もがなる可能性を持っている精神疾患です。
症状の特徴として、一般的には幻聴が聞こえたり幻覚が見えたりと、現実にはないものを感じてしまい、「人に悪口を言われている」「誰かに監視されている」などの感覚に陥ってしまい、最初の頃は不眠程度なのですが、ひどくなり体調不良になるケースがほとんどです。
症状が自閉症スペクトラムやADHDの特徴に似通った部分があるため、広汎性発達障害を見落とされてしまい、統合失調症だと診断される方も少なくありません。
②欝病
定型発達(発達障害を患っていない健常者)の人でもうつ病は患う可能性は十分にあるのですが、発達障害の人は普通よりもストレスを感じやすいため、発症しやすい傾向にあります。
「何度やっても出来ない」「人間関係がうまくいかない」など自分が出来ない人間だと思いこんでしまいウツ病を患ってしまう事がほとんどです。
発達障害の人は、出来ない事やしたくないと強く思う事が定型発達の人に比べると多く、それらがきっかけとなりうつ病を発症してしまう場合があります。
症状の特徴は、急に息が出来なくなり何が起こったかわからない状態が数分続いたり、
それがきっかけで電車に乗れないや車でも出かけられないなどもしまた症状が起きたらどうしよう などの不安や恐怖心が強くなり症状が出てしまう障害です。
通常治ると言われる病ですが、広汎性発達障害の場合は上手くお付き合いをしていく事が必要でしょう。
うつ病を共に患っている事が多いと言われています。
色々な事を考えすぎてしまうASDやADHDの人はどちらも持っている可能性があるのかもしれません。
ただうつ病と違うところは、パニック障害は症状が出ても5分程度で収まることです。
症状が出たときは慌てず対処しましょう。
④摂食障害
摂食障害には食事をとりたがらない「拒食」と極端に大量の食物をとる「過食」の2つに分かれます。
摂食障害は、放っておくと心も体も病み疲れて、死に至るケースもあります。
発達障害の人には極端なこだわりがある人も多いので、「太りたくない、やせたい」という体重へのこだわりや、「自分は太っている・醜い。だから価値がない」という思いこみが原因で、併発することが多くなっております。
本日はここまで!(^^)
次回は他の精神疾患についてお話させていただきます☆
発達障害の人はこれ以外にも様々なジャンルの精神疾患に悩みながら生活をしています。少しでも理解し、寄り添えるようにこのブログを通して一緒に勉強して行きましょう(*^^*)